プレミアリーグ優勝を果たしたGKキャスパー・シュマイケル【写真:Getty Images】
現地時間2日に行われたチェルシー対トッテナムの試合が2-2の引き分けに終わったため、レスター・シティのクラブ史上初となるプレミアリーグ優勝が決まった。この瞬間、レスターに所属するGKキャスパー・シュマイケルが、偉大な記録を樹立している。
シュマイケルの父親(ピーター・シュマイケル氏)は1991年から8シーズン、マンチェスター・ユナイテッドの主力としてゴールマウスを守った。1998/1999シーズンにはユナイテッドで3冠達成に貢献している。エトヴィン・ファン・デル・サール氏がユナイテッドに移籍してくるまで、絶対的な守護神として君臨し続けた。
そして、息子のシュマイケルは今季リーグ戦36試合に出場し、レスターのプレミアリーグ初優勝に貢献している。親子がプレミア優勝を経験したのは、ショーン・ライト=フィリップスと父親(イアン・ライト氏)の親子から数えて”2組目”となっている。
誰もがシーズン開幕前には予想しなかったレスターのプレミアリーグ優勝。ジェイミー・ヴァーディーの活躍が最も注目されているが、GKシュマイケルの的確なポジショニングと、随所で見せたファインセーブがあったこそ、優勝を掴み取れたと言えるかもしれない。
【了】