インテルに所属する長友佑都【写真:Getty Images】
セリエA第36節が現地時間1日に行われ、インテルはラツィオのホームに乗り込んで対戦。アントニオ・カンドレーバなどにゴールを許し、インテルは0-2の敗戦を喫している。
この試合で日本代表DF長友佑都は、前節に続いて先発起用された。イタリア『インテルニュース.it』は長友に「6,0」の採点をつけ、寸評では「試合開始時は、バスタとカンドレーバ相手にほとんど無傷だった。時間の経過と共に、日本人選手は試合に入り込み、彼が専門とする領域で、スピードを活かし、相手の攻撃を食い止めた」と、守備面で良いプレーをしていたことを評価している。
また、『カルチョメルカート.com』は長友に「5,5」の採点をつけ、寸評では「カンドレーバとマッチアップし、自分自身の良い印象を植え付けた」とし、相手のキーマンに仕事をさせなかったことを評価した。
さらに、イタリアメディア『トゥットメルカートウェブ』は長友に「5,5」の採点をつけ、寸評では「攻撃参加もしたが、カンドレーバの動きをカバーすることを心がけた。彼のスピードは1対1の局面で役立っている」と、長友の持ち味であるスピードを称賛している。
結果的に0-2と敗戦したが、1失点目は中央の突破から、2失点目はPKからの失点だった。79分には勝ち点3を獲得するため、長友からロドリゴ・パラシオに選手を代えたが、長友自身は守備の面で機能していたと言えるだろう。
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