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エースは俺だ! レアル、ベイル渾身の一発で暫定首位浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

ベイル
レアル・マドリーはガレス・ベイルの一発で暫定首位へ【写真:Getty Images】

【レアル・ソシエダ 0-1 レアル・マドリー リーガ・エスパニョーラ第36節】

 リーガ・エスパニョーラ第36節が現地時間4月30日に行われ、レアル・マドリーはアウェイでレアル・ソシエダと対戦した。

 残り3節での逆転優勝を目指すマドリーだが、ベンゼマとC・ロナウド不在で攻撃に精彩を欠く。1トップに入ったマジョラルは力不足を露呈し、ウィングに入ったベイルとL・バスケスも普段通りのプレーを見せられずスコアレスのまま前半を終えた。

 58分には前半から何度かシュートを放っていたベイルに決定機が訪れる。ハメスが左サイドから鋭いクロスを上げると、ソシエダのDFがクリアミス。ペナルティエリア内に落ちたこぼれ球をベイルが叩いたが、GKルジのファインセーブに阻まれた。

 1点でも決めたいマドリーは65分にマジョラルを下げてヘセを投入。さらに73分には存在感が希薄だったハメスに代えてイスコを送り出した。その直後の74分、ヘセの突破からシュートチャンスを作るも混戦の中でもGKルジが体を張ってゴールを割らせない。

 だが攻め続けた終盤に待ち望んだ瞬間がやってきた。80分、L・バスケスが右サイドから上げたピンポイントクロスにベイルが頭で飛び込み今季19得点目。マドリーが試合を決める貴重な先制点を奪った。

 この1点をしっかりと守りきってソシエダを下したレアルは勝ち点を84ポイントに伸ばした。82ポイントで並ぶバルセロナとアトレティコ・マドリーは第36節消化前のため、暫定首位に浮上。逆転優勝へ望みをつないで次節はバレンシアと対戦する。

【得点者】
80分 0-1 ベイル(R・マドリー)

【了】

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