1ゴール1アシストを記録した香川真司(左)【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第32節が現地時間30日に行われ、ドルトムントはヴォルフスブルクをホームに迎えて対戦。日本代表MF香川真司やヘンリク・ムヒタリアン、ピエール=エメリク・オーバメヤンなどの活躍により、5-1の大勝をおさめている。
香川は前節に続き先発出場を果たした。試合開始して7分にムヒタリアンが放ったシュート気味の折り返しボールをダイレクトでゴールに決めると、続く9分にはアドリアン・ラモスのゴールをアシストしている。
この活躍に独紙『ビルト』は、文句無しの最高評価となる「1,0」を与えた。同じく積極的な仕掛けで存在感を発揮していたムヒタリアンにも最高評価を与えている。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)
独『デア・ヴェステン』は香川に「2,5」の高評価をつけ、寸評では「試合開始して10分間で、現在の好調具合を見せつけた。7分にまず1得点を決め、2点目はアドリアン・ラモスのゴールをお膳立てした。迫力ある攻撃からやや沈静化した後、香川は目立たなくなった。しかし、後半に再び香川は活性化した」と、香川の活躍を称賛している。
前節に続いての2戦連続ゴールを決めた香川。日に日に調子は上向いており、好調をキープしている。バイエルン・ミュンヘンがボルシア・メンヘングラードバッハに引き分けたことで、優勝決定は次節に持ち越されることとなった。わずかな優勝の可能性に向けて、次節のフランクフルト戦でも勝利をおさめたいところだ。
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