アトレティコ・マドリーのトーレス【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ準決勝1stレグに勝利したアトレティコ・マドリー。激闘から一夜、FWフェルナンド・トーレスがマイクの前に登場した。28日、スペイン『マルカ』が報じている。
2010年ワールドカップ優勝を経験し、2度のEURO制覇、チェルシー時代の2011/2012にはCL優勝も経験しているトーレスだが、それでも生まれ育ったクラブでのCLはまた違うのだろうか。「CLを勝つこと。それがここで僕に残された唯一のことだ。何にも比べようがないね。(優勝に)近づいたか? いや、リーガ同様にまだ遠いよ」と語る。そして「まだバイエルンが有利だろうけど、僕らは全てに戦う準備をしている」と気を引き締めている。
また、ここ最近遠ざかっている代表復帰についても「2年前から代表はご無沙汰しているし、話せる立場じゃないよ。(準決勝1stレグで決勝ゴールを決めた)サウルを招集したら(笑)。EURO2016でプレーしたいかって? それよりもまずは次節の対ラージョ戦だよ」と冗談も交えながらコメントしている。
CLに話題が向きがちだが、アトレティコの次戦は土曜日、ラージョとのダービーマッチが控えている。厳しい日程での試合続くが、CL,リーガの2冠制覇、そしてEURO2016に向けた代表復帰へのアピールと、トーレスのモチベーションが上がらないわけがないだろう。
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