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FC東京、監督交代で大失敗。昇格組の福岡に初勝利献上で獲得勝点は昨季の“半分”に

text by 編集部 photo by Getty Images

城福浩監督とマッシモ・フィッカデンティ監督
城福現監督(左)とフィッカデンティ元監督【写真:Getty Images】

【FC東京 0-1 アビスパ福岡 J1リーグ 第9節】

 明治安田生命J1リーグ第9節が29日に行なわれ、FC東京は昇格組であるアビスパ福岡に0-1で敗北を喫した。

 昨季はマッシモ・フィッカデンティ監督のもと、日本代表FW武藤嘉紀や同代表DF太田宏介の活躍もありクラブ史上最多勝点を獲得した。しかし、フィッカデンティ監督が「ビジョンに違い」を理由に契約延長には至らずクラブ退団を決断。今季より城福浩監督が就任した。

 しかしながら、第9節を終わってFC東京は3勝1分5敗で獲得勝点は「10」。暫定12位に沈んでいる。昨季のフィッカデンティ監督体制では第9節時点で6勝2分1敗で獲得勝点は「20」と、今季は昨季に比べ半分の勝点しか獲得することができていない。

 一方で、福岡はこの試合で今季J1リーグ初勝利を収めている。同クラブがJ1リーグで勝点3を獲得したのは、実に4年5ヶ月ぶりだ。

 AFCチャンピオンズリーグでもグループリーグ敗退の危機に立っているFC東京だが、果たして城福監督はチームを立て直すことができるのだろうか。

【得点者】
61分 0-1 ウェリントン(福岡)

【了】

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