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ドーピング疑惑のリバプールDF、30日間出場停止で今季終了。EUROに影響も

text by 編集部 photo by Getty Images

ママドゥ・サコ
ママドゥ・サコ【写真:Getty Images】

 欧州サッカー連盟(UEFA)は28日、ドーピング検査で陽性反応を示したリバプールDFママドゥ・サコに30日間の出場停止処分を科すと明かした。英紙『ミラー』など複数メディアが報じている。

 先月17日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦マンチェスター・ユナイテッド戦後に行われたドーピング検査で禁止薬物が検出されたサコ。UEFAは26日まで再検査に用いる予備のB検体提出と異議申し立てを認めていたが、この権利行使を拒否した。

 そのためユナイテッド戦での結果を元に今後正式な処分が決定される。今回の30日間出場停止は調査が終わるまでの暫定的なもののようだ。

 サコはコンディションを維持するため、脂肪燃焼を促進するサプリメントを常用していた。これに禁止薬物が含まれており、ユナイテッド戦後の陽性反応につながったとされている。

 今後は処分軽減のため、サコ自身はサプリメントに禁止薬物が含まれていたことを知らなかったと主張すると見られる。リバプールで同僚のコロ・トゥーレはマンチェスター・シティ時代に同様の問題で6ヶ月間の出場停止を科された。

 サコも最悪の場合2年間の出場停止処分になる可能性がある。もちろん主張の合理性によっては期間がより短くなることも考えられるが、長期の出場停止は免れないだろう。6月にフランス代表として出場予定のEUROにも大きな影響が出るかもしれない。

【了】

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