レアル・マドリーのC・ロナウド【写真:Getty Images】
クリスティアーノ・ロナウドはレアル・マドリーの引退を希望しているようだ。27日、米国のスペイン『ESPNデポルテス』が報じている。
C・ロナウドの実母であるアヴェイロさんは、マドリードで自伝『Madre Coraje(勇敢な母)』の発表会に登場した。同会で息子クリスティアーノについて「彼はレアル・マドリーに満足しているわ。そして、ここマドリーで選手としてのキャリアを終えたがっているの」と絶えない移籍の噂について否定している。
アヴェイロさんは、C・ロナウドが彼女が本を出すことで人々がロナウド一家の生活を知ってしまうことを好ましく思っていないと語っている。しかし、同選手はロナウドの母であることが多くの女性にとって一つのお手本であることも理解しているようだ。
同書では、彼女が5歳で母親を亡くしたことを乗り越えねばならず、そして彼女を遠ざけようとする父親と暮らさねばならなかったことを明かしている。その後、いかに乳がんを克服し、経済的に苦しかった時代を克服したかということなど、たくましい一人の女性の半生が語られている。
パリ・サンジェルマンやメジャーリーグサッカーへの移籍の噂が報じられ続けているC・ロナウドだが、果たしてマドリーで選手生活を終えることになるのだろうか。
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