バイエルン移籍の可能性が高くなっているマッツ・フンメルス【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属するドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンに移籍する可能性は高いかもしれない。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが示唆していると、26日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
フンメルスの父親が先日、移籍先候補の一つとしてバイエルンが入っていることを明かしていた。同選手も残留するか、移籍するかで悩んでおり、クラブからの契約延長オファーを先延ばしにしている。
移籍の噂が絶えないフンメルスについてヴァツケCEOは「彼が移籍するとすれば、バイエルンになると思う。彼はまだ心残りがあるのだろう。彼の父、母、兄弟はバイエルンに住んでいるし、妻や彼自身もバイエルンから来たんだからね。そういった要素がいろいろあるだろう」と語り、バイエルン移籍が有力だと考えていることを明かした。
残留を願う一方で「マッツは8年間ドルトムントでプレーしてきたし、27歳の彼の決断を、我々は受け入れなければいけないだろう」とコメントし、どうしても移籍を望むのであれば、無理に引き止めない覚悟も示している。果たして、フンメルスは今季終了後までにどのような決断を下すのだろうか。
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