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アーセナル、新たな中核発掘に着手か。昨季のUEFAユースリーグ得点王に興味

text by 編集部 photo by Getty Images

ドミニク・ソランケ
アーセナルが獲得を計画しているドミニク・ソランケ【写真:Getty Images】

 アーセナルが、フィテッセに所属する18歳のU-21イングランド代表FWドミニク・ソランケの獲得を計画しているようだ。27日に英紙『ザ・サン』が報じている。

 昨年行われたUEFAユースリーグでは9試合に出場し12得点を記録。同大会の得点王に輝き注目を浴びた後、昨年夏にチェルシーからフィテッセに期限付き移籍した。今季は公式戦25試合出場で7得点を決めている。

 同紙によると、アーセナルが夏の移籍市場でソランケの獲得を検討しているとのこと。同選手はチェルシーに対して週給5万ポンド(約810万円)の新契約を要求しているが、まだ交渉成立には至っていない。

 フィテッセへのレンタル期間は1年間となっているため、今季終了後にチェルシーに復帰する予定となっている。チェルシーとの契約は2017年6月まで残っているが、要求が受け入れられなければ、他クラブへの移籍を検討するかもしれない。

 対するアーセナルは自慢の”ブリティッシュ・コア”に見切りをつけようとしている。アーロン・ラムジーやセオ・ウォルコット、アレックス・チェンバレンやキーラン・ギブス、さらにはカラム・チャンバースやカール・ジェンキンソン、ジャック・ウィルシャーなど、イギリス出身の選手たちの中から数人を、夏の移籍市場で放出する予定だと報じられていた。ソランケは、その新たな中核を担う存在として、獲得候補の一人として名前が挙がったようだ。

【了】

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