ナポリの伝説マラドーナ氏【写真:Getty Images】
サッカー界のレジェンドでありナポリの英雄ディエゴ・マラドーナ氏は、首位を争った古巣に賛辞を送りつつも王者ユベントスへの口撃を忘れなかった。25日、イタリアメディア『メディアセット』が伝えている。
ナポリの背番号「10」は永久欠番だ。この背番号を背負い数多の伝説を作ったマラドーナ氏は、今シーズンの評価と来シーズンの要望を訴えている。一時的に低い評価を下していたマウリツィオ・サッリ監督には「おめでとう! 限られた選手層でよく戦った」とエールを送った。
チームの会長アウレリオ・デ・ラウレンティス氏には「サッリに他の選手たちを買い与えなければならない」と選手層の強化を求める。また、FWゴンサロ・イグアインがタイトルレース終盤の欠場したことがチームを失速させた、とみている。
セリエA史上3チーム目となる5連覇をなし遂げたユベントスには、賛辞を送るものの「ユベントスは屈強な選手たちと“審判団”がいる」と審判団との癒着を疑っているようだ。
ナポリは今シーズンの中盤に首位を守っていたが、第25節にユベントスに0-1で敗れると首位を明け渡し、奪回することができなかった。果たしてマラドーナ氏の提案は、デ・ラウレンティス会長の元に届くのだろうか。
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