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代表 9年前

ロンドン五輪で主要国が起用したオーバーエイジ。手倉森J、A代表主力の投入は?【編集部フォーカス】

23歳以下の選手で争われる男子サッカーのオリンピック本大会だが、オーバーエイジ枠で3名まで年齢制限を受けない選手を招集することができる。リオ五輪に臨む日本代表ではオーバーエイジ枠の起用はあるのだろうか? 活用されるのであれば誰が招集されるのだろうか? 今回はロンドン五輪で主要国が招集したオーバーエイジの選手たちを振り返る。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

イギリス

左からリチャーズ、ギグス、ベラミー
左からリチャーズ、ギグス、ベラミー【写真:Getty Images】

【オーバーエイジ枠の選手】※()内は当時の所属
ライアン・ギグス(マンチェスター・ユナイテッド)
クレイグ・ベラミー(リバプール)
マイカー・リチャーズ(マンチェスター・シティ)

 開催地がロンドンとなったことで、英国4協会(イングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランド)のどの国が参加するかで長い議論がなされたが、最終的にイングランドとウェールズによる合同チームが結成され、52年ぶりに“イギリス代表”が誕生した。

 特に、これまでプレミアリーグやチャンピオンズリーグなどクラブレベルでは数々のタイトルを獲得してきたウェールズ人のギグスにとって、代表の大会ではこれが最初で最後の国際舞台であった。

 W杯やEUROなども含めて代表での国際大会には無縁のまま2007年に代表を引退するが、ロンドン五輪で主将として出場し、38歳にして初の大舞台に立った。

 また、同じくウェールズ人のベラミーもロンドン五輪が初の国際舞台となっている。

 地元開催ということもあって優勝の期待も高かったが、準々決勝で韓国に敗れて早々に敗退となった。

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