イギリス
左からリチャーズ、ギグス、ベラミー【写真:Getty Images】
【オーバーエイジ枠の選手】※()内は当時の所属
ライアン・ギグス(マンチェスター・ユナイテッド)
クレイグ・ベラミー(リバプール)
マイカー・リチャーズ(マンチェスター・シティ)
開催地がロンドンとなったことで、英国4協会(イングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランド)のどの国が参加するかで長い議論がなされたが、最終的にイングランドとウェールズによる合同チームが結成され、52年ぶりに“イギリス代表”が誕生した。
特に、これまでプレミアリーグやチャンピオンズリーグなどクラブレベルでは数々のタイトルを獲得してきたウェールズ人のギグスにとって、代表の大会ではこれが最初で最後の国際舞台であった。
W杯やEUROなども含めて代表での国際大会には無縁のまま2007年に代表を引退するが、ロンドン五輪で主将として出場し、38歳にして初の大舞台に立った。
また、同じくウェールズ人のベラミーもロンドン五輪が初の国際舞台となっている。
地元開催ということもあって優勝の期待も高かったが、準々決勝で韓国に敗れて早々に敗退となった。
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