インテルに加入する可能性があるアレックス・テイシェイラ【写真:Getty Images】
インテルが、夏の移籍市場で中国スーパーリーグの江蘇蘇寧に所属するMFアレックス・テイシェイラを獲得する可能性が浮上した。26日に伊メディア『カルチョメルカート』が報じている。
同メディアによると、江蘇蘇寧を保有する蘇寧電器グループはインテルの一部株式の取得を検討しており、これが実現すれば関係性がより深まることになる。そうなった場合には、アレックス・テイシェイラとフェリペ・メロをトレードする可能性があるようだ。
A・テイシェイラは昨季リーグ戦で22得点を決める活躍を見せ、多くのクラブから関心を寄せられる中、江蘇蘇寧が移籍金5000万ユーロ(約65億円)で獲得した。加入後はアジアチャンピオンズリーグで5試合に出場し1得点を記録しているが、まだ本調子には至っていない。
インテルのマッシモ・モラッティ名誉会長は株式売却について「そんなことは絶対にない」と語り、可能性を否定しているが、「クラブを強くしてくれるのであればどこでもいい」とも語っており、チーム強化を望んでいることは明かしている。
蘇寧電器グループとインテルが提携を結んだ場合、巨額な資金投入もあり得るが、このような形で選手をトレードする可能性もあるだろう。
【了】