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本田圭佑 9年前

“トップ下”本田、伊紙の評価は二分「中盤の裂け目を塞ぐ」「“手”が致命的」

ミランは現地時間25日、セリエA第35節でヴェローナとアウェイで対戦し、1-2の逆転負けを喫した。現地紙は、トップ下で先発した本田圭佑が先制点のきっかけとなるシュートを放ったことや守備で貢献したことを評価する一方、トップ下としてのプレーや後半アディショナルタイムに決勝点につながるハンドを与えてしまったことを指摘している。(文:神尾光臣【イタリア】)

text by 神尾光臣

本田、現地紙からの評価は二分

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エラス・ヴェローナ戦、本田圭佑の評価は…【写真:Getty Images】

 ヴェローナ戦から一夜明けた26日、地元紙はトップ下としての出場した本田圭佑に対し、及第点かそれをやや下回る評価を下した。先制点の場面では貢献が認められていたし、攻撃を組み立てるパスも、結果を求めるイタリアには珍しく(?)評価されていた。5.5を付けたところも、GKを除いたプレイヤーの中では高めの評価だった。

 各紙の評価及び評点は以下の通り。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 6
「トップ下という割には曖昧なポジションにおり、いつも2トップの下に張っているというわけではなかった。ただ先制点に貢献し、メネズには追加点が取れるチャンスを与える。そして何度かパスを繋ぎ、カウンターを演出していた」

『コリエレ・デッロ・スポルト』 6
「先制点の場面に貢献。そして中盤の裂け目を塞ごうと奮闘していた」

『トゥットスポルト』 5.5
「3人目のトップ下だが、確信させることはできなかった。簡単なパスもブロックされたり、また読まれたりした。そして彼の“手”が、致命的となるFKの要因となる」

『コリエレ・デッラ・セーラ』 5.5
「頑張ってはいたし、それは認められるべきだ。メネズのゴールを生み出したのは彼のシュートだった」

『ラ・レプッブリカ』 5.5
採点のみ。

(文:神尾光臣【イタリア】)

【了】

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