本田、現地紙からの評価は二分
ヴェローナ戦から一夜明けた26日、地元紙はトップ下としての出場した本田圭佑に対し、及第点かそれをやや下回る評価を下した。先制点の場面では貢献が認められていたし、攻撃を組み立てるパスも、結果を求めるイタリアには珍しく(?)評価されていた。5.5を付けたところも、GKを除いたプレイヤーの中では高めの評価だった。
各紙の評価及び評点は以下の通り。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 6
「トップ下という割には曖昧なポジションにおり、いつも2トップの下に張っているというわけではなかった。ただ先制点に貢献し、メネズには追加点が取れるチャンスを与える。そして何度かパスを繋ぎ、カウンターを演出していた」
『コリエレ・デッロ・スポルト』 6
「先制点の場面に貢献。そして中盤の裂け目を塞ごうと奮闘していた」
『トゥットスポルト』 5.5
「3人目のトップ下だが、確信させることはできなかった。簡単なパスもブロックされたり、また読まれたりした。そして彼の“手”が、致命的となるFKの要因となる」
『コリエレ・デッラ・セーラ』 5.5
「頑張ってはいたし、それは認められるべきだ。メネズのゴールを生み出したのは彼のシュートだった」
『ラ・レプッブリカ』 5.5
採点のみ。
(文:神尾光臣【イタリア】)
【了】