NYシティのアンドレア・ピルロ【写真:Getty Images】
昨季限りでユベントスを退団したMFアンドレア・ピルロは、今季よりメジャーリーグサッカー(MLS)でプレーしている。しかし、新天地でまさかの先発落ちとなった。24日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ピルロの新天地ニューヨーク・シティを率いるパトリック・ビエラ監督は、23日のフィラデルフィア戦で同選手を今季初めて先発メンバーから外した。しかし、NYシティは0-2で敗戦し、2連敗を喫している。ビエラ監督の“テコ入れ”は、結果には結びつかなかったが「最善を尽くした」とコメントしている。
サッカー界の伝説であるピルロの先発外しは、ある種で“タブー”だ。ミラン時代にマッシミリアーノ・アッレグリ監督が同選手を先発から外した際も論争が起きている。ユベントスに移籍し4連覇に貢献したが、ここでも先発落ちや途中交代のたびに不満を露わにしてメディアを賑わしていた。
NYシティはMFフランク・ランパード、FWダビド・ビジャら豪華布陣を擁しているが、7戦を終え1勝3分3敗とイーストカンファレンス10チーム中8位に沈み“危機的状況”に陥っている。ビエラ監督は、次節でピルロ復帰をほのめかしている。
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