カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのレジェンドであるローター・マテウス氏が来シーズンから指揮を執るカルロ・アンチェロッティ氏の監督就任に太鼓判を押した。現地時間24日、イタリア紙『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。
マテウス氏は、アンチェロッティ氏に対し「(アリゴ)サッキのミランとイタリア代表の頭脳として、偉大な選手として彼を覚えている」と1歳年上の先輩イタリア人を選手時代から印象深い存在だったようだ。ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)のようなビッグクラブで大きな成果をあげたことや、レアル・マドリーでのチャンピオンズリーグ(CL)制覇により偉大な監督として認めている。
また、マテウス氏はアンチェロッティの人心掌握術にも信頼を置いている。ベンチに座る選手とも良好な関係を築けることを確信しているようだ。「ジョゼップ・グアルディオラの後任監督としてアンチェロッティ氏は非常に良い決定」とチームの選択に太鼓判を押している。
マテウス氏とアンチェロッティ氏は現役時代、インテルとミランでしのぎを削ったライバル同士だったが、バイエルン監督就任には大きな期待を寄せている様子だ。アンチェロッティ氏は来シーズン、その期待に応えられるのだろうか。
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