ミランは“ハカ”を披露したことで非難の対象に【写真:Getty Images】
ミランは現地時間21日にカルピと対戦してスコアレスドローに終わった。この試合前に行われたパフォーマンスが全世界から批判の対象となっている。
試合前、ミランのユニフォームを来た者がピッチに現れ、突然「ハカ」を披露したのだ。「ハカ」は“オールブラックス”の愛称で知られるラグビー・ニュージーランド代表が試合前に行う伝統的な儀式であり、本来はニュージーランドのマオリ族の戦士が戦いの前に行う舞踊である。
今回はミランのスポンサーを務めるニベア社のプロモーションとしてミランのユニフォームを着た役者が披露したのだが、サポーターからブーイングの対象となっている。
本場ニュージーランドの『ニュージーランド・ヘラルド』紙は「奇妙なことに、ミランが試合前にハカを行った」と報道。さらに、「スポーツの中でも最も酷い、本当に衝撃的に酷いプロモーションは受け入れられなかった」と、伝統的儀式を軽視されたことを酷評している。
突然シニシャ・ミハイロビッチ前監督を解任し、クリスティアン・ブロッキ新監督のホーム初戦も昇格組のカルピとスコアレスドロー。“名門”の迷走はいつまで続くのだろうか。
La #Tekitanka finalmente a San Siro! #MilanCarpi #NIVEAMen ???⚫️ pic.twitter.com/6jxbGvuME7
— AC Milan (@acmilan) April 21, 2016
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