アーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、今季で退任するつもりがないことをきっぱりと語っている。21日付けスペイン紙『マルカ』が報じた。
ヴェンゲル監督が率いるアーセナルは今季を無冠で終えることが決定的となっている。現在プレミアリーグでは来季のチャンピオンズリーグ出場権をかけて4位以内でシーズンを終えることを目指している。2003/2004シーズンを最後にリーグ優勝を果たしていないベンゲル監督には退任を要求する声も上がっており、ファンは保有するシーズンパス席をクラブに返すという形でも抗議をしている。
しかし、ヴェンゲル監督は2017年まである契約を全うするつもりであると明かし「進退の話はしたくない。この夏でアーセナルを離れるつもりはないよ」と退任を否定した。
さらに指揮官は「ファンの失望は理解できるが、それを受け入れなければならない」と主張。「自分たちの仕事をして、ファンたちに再び我々を信じてもらえるようにしなければならない」と語った。果たして、ヴェンゲル監督はサポーターの信頼を取り戻すことができるのだろうか。
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