ドルトムントは主力を残留させることができるか【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントの主力たちの去就は、いまだ不透明のままなっている。20日、ドイツ紙『レヴィーア シュポルト』が伝えた。
ブンデスリーガ2連覇やDFBポカール制覇に貢献した選手たちは、残留か移籍かを迷っているようだ。とりわけMFヘンリク・ムヒタリアン、MFイルカイ・ギュンドアン、DFマッツ・フンメルス、FWピエール=エメリク・オーバメヤンが移籍を決断した場合、チームにとっては大打撃だ。
ムヒタリアンとギュンドアンはユベントスやマンチェスター・シティといったクラブが、フンメルスはリバプールやバルセロナが獲得に動いている。また、オーバメヤンをレアル・マドリーが狙っていることも忘れてはいけない。過去にMFマリオ・ゲッツェやFWロベルト・レヴァンドフスキをバイエルン・ミュンヘンに移籍し、ドルトムントは降格圏をさまよう時期を経験している。
今季から就任したトーマス・トゥヘル監督は見事にチームを復活させたが、バイエルンから優勝を奪うことは難しそうだ。来季から宿敵バイエルンはジョゼップ・グアルディオラ監督からカルロ・アンチェロッティ監督へと“名将”のバトンチェンジを行なうが、ドルトムントは競争力を維持させることはできるのだろうか。
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