レアル・マドリーのDFペペ【写真:Getty Images】
今年2月に33歳の誕生日を迎えたポルトガル代表DFペペが、今季限りでレアル・マドリーを退団するかもしれない。スペイン紙『アス』が古巣復帰の可能性を報じた。
同紙によれば、古巣ポルトのホルヘ・ピント・ダ・コスタ会長がかつての栄光を知るビッグネーブの獲得を望んでいるという。同氏は「彼がいつか帰ってくると願っている」とペペの復帰について語ったが、一方で「保証はできない」と再獲得の確約はしなかった。
というのもポルトには財政的な余裕がなく、ダ・コスタ会長によれば「500万ユーロ(約6億2000万円)以上の選手を獲得すればすべてが複雑になる」と述べ、高額投資に消極的な姿勢を見せた。
それでも今夏がペペ復帰のラストチャンスかもしれない。同選手とレアル・マドリーの契約は2017年夏までで、次の契約が現役最後のものになる可能性が高いからだ。マドリーとの契約を延長すれば、ポルト復帰の道は閉ざされてしまう。
ポルトのリーグ2連覇をはじめ、キャリアを通じて数々のタイトルを獲得してきた百戦錬磨のDFは古巣復帰を決断するだろうか。ダ・コスタ会長はフェネルバフチェ所属のブルーノ・アウベス再獲得も画策しており、名門復活を目指している。
【了】