全得点に絡んだ香川真司【写真:Getty Images】
【ヘルタ・ベルリン 0-3 ドルトムント DFBポカール準決勝】
現地時間20日にDFBポカール(ドイツ杯)準決勝が行われ、ドルトムントはヘルタ・ベルリンと対戦。ゴンサロ・カストロなどが得点を積み重ね、ドルトムントは3-0の勝利。これによりドルトムントが決勝進出を果たしている。
この試合で日本代表MF香川真司は先発起用され、負傷したピエール=エメリク・オーバメヤンの代わりにアドリアン・ラモスが先発出場を果たした。対するヘルタでは日本代表FW原口元気がスタメン出場している。
立ち上がりはお互いに膠着した状態が続いたが、試合開始して21分にスコアが動く。DF裏に抜け出した香川が中央へクロスを送ると、選手に当たって跳ね返ったボールをすかさずゴンサロ・カストロが押し込み、ドルトムントが先制に成功した。
前半を1点リードで折り返すと、後半に入ってもドルトムントのチャンスの時間帯が続く。しかし、GKルネ・ヤースタインを筆頭に堅い守備を形成され、なかなか追加点を決められない。
それでも75分、先制点と同じような形から香川が右サイドを抜け出すと、クロスを受けたマルコ・ロイスがダイレクトでシュートを決めた。さらに83分にも香川が起点となりヘンリク・ムヒタリアンがゴールを決めている。
香川はこの試合、すべての得点に絡み、ドルトムントが3-0でヘルタを下し決勝進出を決めた。決勝戦では先にブレーメンと対戦し勝利をおさめたバイエルン・ミュンヘンと対戦する。
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