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香川を発掘したスカウトが独2部の監督に就任か。日本人選手の積極補強を狙う?

text by 編集部 photo by Getty Images

香川
香川を発掘したスカウトが独2部で監督に?【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフは、来季の新監督として現在ドルトムントでスカウトを務めているスヴェン・ミスリンタット氏の就任が濃厚になっていると独誌『ビルト』が伝えている。

 ミスリンタット氏は、当時J2のセレッソ大阪でプレーしていた香川真司に注目し、ドルトムントに引き入れてきた人物でもある。ドルトムントがC大阪に支払った移籍金は4000万円程度といわれているが、2年後にはマンチェスター・ユナイテッドに1600万ユーロ(約20億円)で売却している。(※その後推定800万ユーロで買い戻し)

 2002年から2014年にかけてデュッセルドルフでアシスタントコーチを務め、ミスリンタット氏とも親交の深いウーヴェ・クライン氏は、「彼はデュッセルドルフに相応しい人物だ。彼にはタレントを嗅ぎ分ける才能がある。彼はおそらくデュッセルドルフのために日本の“宝石”を探し出すだろう」と、ミスリンタット氏が就任すれば日本人選手の加入の可能性が高まると示唆している。

 デュッセルドルフは多くの日本企業が進出しており、ドイツの中でも日本人が多く住む街として知られている。過去には現清水エスパルスの大前元紀も所属している。

【了】

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