ロシアW杯でのビデオ判定導入を示唆するジャンニ・インファンティーノ氏【写真:Getty Images】
FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長が2018年ロシアW杯について言及した。19日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
今年2月に行われたFIFA会長選で、全207票中115票を獲得したことによりインファンティーノ氏が新会長に選出された。2018年にはロシアでのW杯開催が予定されているが、その大会で新テクノロジー導入の可能性を示唆している。
「これからビデオ判定のテストを開始すると2年かかるだろう。これは我々が2018年3月から実施できるかどうかを意味している。私は実際にロシアW杯では、ビデオ判定が審判の判定を改善する、最初のW杯になることを願っている」
過去には、明らかなゴールがノーゴールの判定を下された試合もある。ゼップ・ブラッター前会長の時は新テクノロジー導入に消極的な姿勢を見せていたFIFAだが、インファンティーノ体制ではそれらの導入を積極的に検討していくことになるのかもしれない。
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