バルセロナのルイス・エンリケ監督は敗戦の怒りを隠せず、その苛立ちを記者にぶつけてしまった。18日付け『マルカ』が報じた。

　現地時間17日にホームで行われたリーグ戦第33節バレンシア戦でバルセロナは1-2の敗戦を喫した。一時は2位以下との勝ち点差が8にまで開いていたが、リーグ3連敗によって2位のアトレティコ・マドリーと勝ち点76で並ばれ、3位のレアル・マドリーには勝ち点差1に迫られることとなった。

　このチームの状況に怒りを抑えきれなかったL・エンリケ監督は、試合後の記者会見で「この4月の低調なパフォーマンスでフィジカルはどれほど影響したか」との問いを行った記者に対して「苗字は何だ？　次の質問は？」と悪態をついた。

　質問をした記者の苗字は“Malo（マロ）”であり、単語として直訳すると形容詞の“悪い”という意味となる。L・エンリケ監督は記者の質問を記者の名前を使って「くだらない質問だ」と発言したとして話題になっていた。

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