ルイス・ファン・ハール(左)とダビド・デ・ヘア(右)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、GKダビド・デ・ヘア移籍の噂に憤慨している。現地時間17日、スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が報じた。
ファン・ハール監督は「すべての選手が残留を望んでいるとは思わない」とイギリスメディアにコメント。これをデ・ヘアの移籍を示すものだと同紙が指摘し、ファン・ハールは憤慨しながら応対したとのこと。同監督にとって「デ・ヘア移籍」は“触れられたくない”部分がよほどあるのだろう。
デ・ヘアは昨夏マドリー移籍が確実視されていたが、書類の不備によって破談となっていた。しかしながら、この破談を巡ってマドリーとユナイテッドは「FAXを送った」「見ていない」と双方の意見が食い違っていた。
また、スペインメディアとファン・ハール監督の間には浅からぬ深い因縁がある。同氏がバルセロナ監督を去るときに「親愛なるメディアの諸君、私はバルセロナを去る。おめでとう」とコメントしたほど犬猿の仲である。
来シーズン、ファン・ハール監督のユナイテッド続投は決まっていないが、デ・ヘアは何色のユニフォームに袖を通し、同指揮官はどのクラブ“椅子”に座っているのだろうか。
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