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香川、運動量で相手ねじ伏せゴール演出「個人的にハイテンションで戦えた」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】

 現地時間17日にブンデスリーガ第30節が行われ、ドルトムントはハンブルガーSVと対戦。アドリアン・ラモスなどが得点を積み重ね、3-0の完封勝利をおさめている。

 この試合で日本代表MF香川真司は先発出場を果たし90分間戦った。その感想について問われると「中2日で、精神的に難しい試合でしたけど、勝てたので良かったと思います」と語り、勝利したことに満足な様子を見せている。

 また、攻守にわたり運動量で相手を翻弄し、先制点などの起点になったことについては「厳しい敗戦を受け入れた中での試合でしたけど、個人的にハイテンションで試合に入る意識を持って戦えたと思います」とコメントし、リバプールに敗れたものの、その敗戦を引きずることなく、しっかりと試合に入れたことを明かした。

 良い形でHSV戦を終えたドルトムントは、中2日で20日にドイツ杯準決勝のヘルタ・ベルリン戦を迎える。この試合に向けて香川は「先を考えてもしょうがないので、次の試合をまた戦うしかないですし、勝とうが負けようがそれを受け入れるしかないと思います。

どっちに転ぼうが、良い形で最後を終えたいと思いますし、プロとして最後までやり切りたいです。人それぞれ考えはあると思いますが」と、意気込みを語った。

 さらに自身のブログで熊本地震に対する今後の支援を考えていきたいとコメントしていたことについては「やれることっていうのは、こうやってサッカーで頑張っている姿であったり、勝利しているところが微力ながら伝われば良いかなと。

阪神淡路大震災を経験している身としては、思いやる気持ちであったり、何か行動を起こすことはスポーツ選手を含めてすごく大事だと思います」と語り、被災した人々のためにも、今後も活躍することを誓った。

(取材:本田千尋)

【了】

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