本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランに所属する日本代表MF本田圭佑が16日にブログを更新し、九州地方で発生した地震災害についてコメントした。
「皆さん、僕にできることは微力で何もありませんが、日本人としてイタリアからただただ気にしてます。心配してます。応援してます。多くの日本中の人々が皆さんのことを考えてます。皆さんは決して1人ではありません。いつも我々が気にしているということをここで伝えさせてください」
冒頭で地震の被災者へエールを送った本田は、一方で安易な自粛ムードに「間違ってる」と苦言を呈している。
様々な分野で地震を受けた自粛に関するニュースを目にするという本田は、「こういう時だからこそ、各々に与えられた役割を行動に移すことが求められている」と述べた。今回のような災害を理由にした自粛は、多くの場合被災者に寄り添うためでなく、批判を避けるなど自分たちの立場を守るためのものであると指摘している。
さらに本田はブログの最後で「本当に被災者らのことを思うなら、自粛どころか積極的にやるべきでそれを通じて何ができるかを考えたほうが良いんじゃないでしょうか」と自分にできることを行動に移す大切さを説いた。
【了】