PSGがモデルとするバルセロナの“マシア”【写真:Getty Images】
オイルマネーによる“爆買い”によってチームを強化してきたパリ・サンジェルマン(PSG)だが、その野心は尽きることはない。次なる目標は世界最高の育成機関を整備することのようだ。15日、スペイン紙『アス』が報じている。
PSGの会長であるナセル・アル・ケライフィ氏は「我々は新たなリオネル・メッシをPSGから生み出したい」と育成機関の強化に注力していくことを発表した。モデルとなるのはバルセロナの“ラ・マシア”とみられている。
育成機関強化のための予算は300万ユーロ(約4億円)ともみられており、18つのサッカー場を建設するとのこと。また、アカデミーのために5000人の観客を収容できるスタジアム建設を計画するほどの力の入れようだ。
“爆買い”の次は“爆育成”といったところだろうか。オイルマネーによるとどまることを知らない野心によって、PSGはサッカー界の頂点に登りつめることができるのだろうか。
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