バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)連覇を目指したバルセロナの連覇の夢は潰(つい)えた。連覇をめざしたルイス・エンリケ監督はチームの姿勢に不満を抱いているようだ。13日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
「チャンピオンズカップ」が現在の「チャンピオンズリーグ」に大会名が変更された1992/1993シーズン以降、連覇をなし遂げたチームはない。王者として今シーズンのCLに臨んだバルセロナだったが、準々決勝でアトレティコ・マドリーにトータルスコア2-3で敗れ、ベスト8で大会を去った。
バルセロナを率いるエンリケ監督は、アトレティコ・マドリーに対し「私たちはチャンスを作れなかった」と完敗を認めている。同氏は「我々は敗北を受け入れる必要がある」と謙虚な姿勢を示しているが、一方で「攻撃の奥行きを欠いた。チャンスを作ることができなかった」と不満を抱いているようだ。
CLに敗れたことで、エンリケ監督は“国内”に目を向けている。しかし、現在リーガ・エスパニョーラでは首位バルセロナは2位アトレティコに勝ち点「3」に迫られている。エル・クラシコでの敗北移行歯車が狂っている同チームだが、果たしてリーガとコパ・デル・レイの二冠を成し遂げることはできるのだろうか。
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