チェルシーが獲得を検討しているアントニオ・リュディガー【写真:Getty Images】
チェルシーが、ローマに所属する23歳のドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの獲得を検討しているようだ。13日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
同メディアによると、来季チェルシーの指揮官に就任する予定のアントニオ・コンテ監督が、3月29日に行われたドイツ代表との親善試合でリュディガーの実力に感銘を受けたとのこと。獲得を目指すため契約交渉に向けた会談が近日予定されているようだ。
イタリア代表を率いるコンテ監督は同国でプレーする選手に注目している。ローマ所属のラジャ・ナインゴランやミラレム・ピアニッチ、ユベントスのシモーネ・ザザなどをリストアップしていた。
リュディガーは今季公式戦31試合に出場し1得点を決めている。セリエAで3位につけるローマのセンターバックとして守備を支えており、191cmの長身と強靭な肉体が特徴の選手だ。ドイツ代表としては2014年にデビューを果たし、今ではチームに欠かせない存在となっている。
現在はシュトゥットガルトからローマに期限付き移籍で加入している状態で、ローマは900万ユーロ(約11億1000万円)の買取オプションを持っている。
今季終了後にも行使する可能性が伝えられているが、果たしてチェルシーはドイツ代表の有望株を獲得できるのだろうか。
【了】