重要な局面で対戦の可能性も
日本が対戦する場合は中盤と最終ラインで素早くボールをつなぎながら、コンビネーションを織り交ぜて組織の合間を突いて行けるかがカギになりそうだが、単純なクロスに対しては長身センターバックが跳ね返してくるため、仕掛けからフィニッシュにいたる出し手と受け手のスピードと精度が重要になってきそうだ。
サウジアラビアとは11月15日の第5節でホーム、最後の第10節にアウェイの試合が行われる。ホームの試合は前半戦の締めくくりともなるだけに、是が非でも勝ち点3をもぎ取りたいところだが、ジェッダのキング・アブドゥラー・スポーツ・シティが会場になるアウェイの試合はおそらく異様な雰囲気の中で行われ、時期的にも気温が高くなることが予想されるため、できればここまでに予選突破を決めたいが、お互いに突破がかかる状況であれば最終予選の大一番として注目の試合になる。
どの相手も侮るべきではないが、オランダ人監督のもとで復活の兆しを見せるサウジアラビアには特に注意が必要だ。
(取材・文:河治良幸)
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