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CLベスト8、2ndレグ。バルサ戦7連敗中も…アトレティコに漂う逆転の気配。その勝ち抜け確率は?

text by 海老沢純一 photo by Getty Images

オッズではバルサを推す配当に

 過去のデータから見ると、ホームでの1stレグを2-1で制したチームは13勝10敗。パーセンテージにすれば56.5%で、やはりほぼ互角の数字となっている。

 ただ、アウェイゴールを得ているとはいえアトレティコがベスト4へ勝ち抜けるためには勝利は絶対条件となる。そして、アトレティコはバルサに対して昨季から7連敗中、つまりディエゴ・シメオネ監督はルイス・エンリケ監督との対戦で全敗。相性の悪さが際立っている。

 ブックメーカーのウィリアム・ヒル社による予想オッズでも、2ndレグがアトレティコに3.3倍、ドローに3.2倍、バルサに2.25倍と若干ながらバルサ有利を予想する配当となっている。

 さらに次戦進出を予想するオッズでもバルサに1.22倍、アトレティコに4倍という配当が出ており、何よりバルサは2.62倍で優勝候補No.1に推されている。

 さらにバルサ有利のデータは続く。リオネル・メッシはアトレティコを相手に通算29試合出場で25得点と圧倒的な数字を残している。一方で、アトレティコではフェルナンド・トーレスがバルサを相手に15試合11得点と結果を残しているが、1stレグでの退場によって出場停止。重要な得点源を失った。

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