アトレティコのフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
バルセロナの“ドリームチーム”で活躍したホセ・マリ・バケーロ氏が、アトレティコ・マドリーのFWフェルナンド・トーレスを痛烈に批判した。12日付けスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
トーレスはチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バルセロナ戦1stレグで退場。現地時間11日にスペインラジオ局『カデナ・セール』の番組に出演し、「最悪の瞬間だった。11人だったら勝っていた。主審にはつまずいたんだと言ったんだけどね」と語っていた。
バケーロ氏はトーレスの発言に対し「サッカーとはひとつの生きる手段である。仕事、リスペクト、プロフェッショナリズム。ポピュリズムはその行為を行う人間を映し出す」と語り、大衆の意見に迎合する姿勢を痛烈に批判した。同氏は故ヨハン・クライフ氏が監督を務めバルセロナで9季にわたり329試合プレーし、リーガ・エスパニョーラとCL優勝など数々のタイトル獲得に貢献した。
CL準々決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリー対バルセロナは日本時間の14日3:45より開始される。
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