U-23日本代表の手倉森誠監督【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は11日、5月11日に行われるU-23日本代表の親善試合の対戦相手がガーナ代表に決定したことを発表した。会場は佐賀県のベストアメニティスタジアムで開催される。
これまで対戦相手は未定となっていたが、ガーナのA代表と対戦することとなった。リオ五輪のアフリカ枠はアルジェリアとナイジェリア、南アフリカとなっており、ガーナは出場を逃している。
手倉森誠監督は、この試合に向けて「これまで積み上げてきたものが世界でどれだけ通じるか、そして、何をしなければいけないのかを探る貴重な場となります。この試合に対して今持っている力の全てをぶつけないといけません。技術面では、我々のベースであり軸となる『コレクティブな全員守備・全員攻撃』『機能的に動き続ける』といった、日本のスタイルとして確立していこうとしているものを示したいです。メンタル面では、本当にこれから大きいことを成し遂げるんだという覚悟をみんなに感じてもらいたいです」と意気込みを述べ、技術・メンタルの両面を鍛えていく姿勢を示した。
U-23日本代表はガーナ戦後にフランスで行われるトゥーロン国際大会に参加後、6月の親善試合、7月下旬からの直前合宿を経て8月の本大会に臨む。
アジア最終予選では23人という枠だったが、リオ五輪では18人に狭まる上にオーバーエイジ枠も加わる。ガーナ戦は、本大会に向けたサバイバルとなりそうだ。
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