集中していたと語る香川真司(左)【写真:Getty Images】
現地時間10日にブンデスリーガ第29節が行われ、ドルトムントはシャルケと対戦。日本代表MF香川真司などがゴールを決めたが、2-2の引き分けに終わっている。
2日に行われたブレーメン戦でチームを救う得点を決めながら、7日のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝リバプール戦で出場がなかった。この状況に悔しい気持ちを抱えていたかどうかについては「もちろん選手ですから、常に試合に出たいですし、そういう気持ちは常に持っています」とし、「しっかりと結果であったり、プレーであったりを示すしかないので、それを意識してやりました」と語り、結果を出すことに拘ってプレーしていたことを明かしている。
また、自身のゴールに関しては「冷静にしっかりと試合に入れていたから、ああいう判断ができたのだと思いますし、集中していたから、ああいうゴールが生まれたのだと思います。うまくワンツーで抜けれたので、シュートは落ち着いて良い判断ができました。
楽しんでプレーするっているのを大事にして試合に入っていましたし、緊張感や集中力があったから良い判断ができたのだと思います」とコメントし、冷静な判断ができたことがゴールにつながったとしている。
一方で、引き分けたことについては「やっぱり、2回勝ち越してすぐ失点するというのは、(痛い引き分けですね)。失点の仕方も悪かったですし」とし、勝ち切れなかったことに悔しさをにじませた。中3日ですぐにEL準々決勝リバプール戦が控えている。この調子を維持し、連続ゴールといきたいところだ。
(取材:本田千尋)
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