ジョーダン・ヘンダーソン【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督とイングランド代表のロイ・ホジソン監督に痛手だ。好調を維持していたジョーダン・ヘンダーソンが一足早くシーズン終えることになってしまうかもしれない。8日、英紙『デイリー・メール』が報じている。
ヘンダーソンはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ドルトムント戦で膝を負傷。手術の必要性はないもののボールを蹴ることができないとのこと。通常この程度の怪我であると回復まで6週間から8週間ほど掛かるため、仮にELを勝ち進んだとしても5月18日の決勝には間に合わない計算となってしまう。
また、6月11日にロシアとの対戦からから始まるEURO2016に間に合うかどうかも微妙な状況となっている。イングランド代表のホジソン監督は5月12日に招集メンバーを発表する予定であるが、ヘンダーソン本人とリバプールのメディカルスタッフとの話し合いの機会を持つようだ。
ヘンダーソンは今季スティーブン・ジェラードからキャプテンマークを引き継ぎ、負傷から復帰した後半戦では中盤の核としてチームを牽引していた。クロップ監督、そしてホジソン監督にとって同選手の負傷は大きな痛手になるに違いない。
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