決勝点を決めたマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
【フロジノーネ 0-1 インテル セリエA第32節】
セリエA第32節が現地時間9日に行われ、インテルはフロジノーネのホームに乗り込んで対戦。苦しみながらも主将のマウロ・イカルディが決めた得点を守りきり、インテルが1-0の勝利をおさめている。
インテルとの契約延長が発表された日本代表DF長友佑都は、前節に退場処分を受けたため今節は欠場。代わりにアレックス・テレスが久しぶりの出場を果たしている。
降格圏内に沈むフロジノーネを相手にインテルは前半から攻め込む。しかし、徐々に攻撃は停滞し効果的なチャンスを作ることができない。その後もお互いに膠着した状態が続き、結局0-0のまま前半を折り返す。
後半に入ると51分、インテルはセットプレーからゴール前に向けてクロスを入れると、飛び込んだジェイソン・ムリージョがヘディングシュートを放つ。だが、これはゴール枠内を大きく外れた。
反対にフロジノーネは56分、セットプレーからクロスをゴール前に放り込むと、選手に当たったボールがわずかにゴール右に外れる。73分にはクロスバーを叩くシュートを放つなど、インテルにピンチが訪れるがなんとか失点を免れた。
すると74分、インテルはパスをつなぎ左サイドから攻めると、最後はクロスに飛び込んだ主将のマウロ・イカルディがヘディングシュートを決めて先制に成功した。その後はお互いにスコアが動かず、この決勝点を守り切ったインテルが1-0の勝利をおさめている。勝ち点3を積み上げたインテルは、現地時間16日に2位のナポリと対戦する予定だ。
【得点者】
74分 0-1 イカルディ(インテル)
【了】