メスト・エジル【写真:Getty Images】
アーセナルで別格の輝きを放つドイツ代表MFメスト・エジルは、自らのルーツであるトルコへの移籍を考えているようだ。トルコ紙『ヒュリィエット』が報じた。
同紙によればエジルは4〜5ヶ月前、トルコのイスタンブールでフェネルバフチェの関係者と会い、将来的な移籍の可能性について協議したという。その結果、3年以内に同クラブへ移籍することを承諾したようだ。
今季はプレミアリーグで7得点19アシストを挙げており、あと2つアシストすればティエリ・アンリ氏の持つクラブ記録を塗り替えることになる。市場価値は5000万ユーロ(約62億円)ほどと見られ、27歳の万能アタッカーはますます輝きを増している。
選手として脂の乗り切った状態でトルコ移籍を選択するのか。ロビン・ファン・ペルシやナニ、ディルク・カイトらがフェネルバフチェに加入したのはピークを過ぎてからだった。会合の中で導き出された「数年以内」という結論がどれほど確定的かものか、その時がこなければ真実はわからぬままだ。
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