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チェルシーに受け継がれるカルチョの系譜。“ブルーズ”を率いる5人のイタリア人監督たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

クラウディオ・ラニエリ

無冠で解任となったクラウディオ・ラニエリ
無冠で解任となったクラウディオ・ラニエリ【写真:Getty Images】

【在任期間】
2000年9月~2004年7月

 今季からレスター・シティで指揮を執るクラウディオ・ラニエリは、今季のプレミアリーグで同クラブを首位に導いているが、イングランドでの指導者キャリアはチェルシーから始まっている。

 2000年9月、ジャンルカ・ヴィアッリの解任によって暫定監督を務めていたグラハム・リックスから監督の職を引き継ぐ。当時は必要以上に戦術を変えていたことから、「ティンカーマン(腕の悪い職人、の意)」とも呼ばれていた。

 チェルシーでは2003/04シーズン限りまで指揮を執るが、結局一度もタイトルを獲得することができず、シーズン終了後に解任となった。

 なお、ラニエリは無冠に終わったにもかかわらず、第一次ジョゼ・モウリーニョ政権(1176日)を越えて2000年以降で最も長くチェルシーを指揮した監督(1381日)でもある。

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