ジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグで、ヴォルフスブルクにまさかの完敗を喫したレアル・マドリーが揺れている。
今シーズン無冠の可能性が浮上したマドリーは、来シーズンの新監督にマンチェスター・ユナイテッドの監督が確実視されているジョゼ・モウリーニョ氏の“横取り”を画策しているようだ。英紙『デイリー・ミラー』が7日、報じている。
マドリーの会長フロレンティーノ・ペレス氏は、今年1月にもラファエル・ベニテス解任後にモウリーニョ氏の就任を画策していた。しかし、この際は同氏がユナイテッド就任をファーストチョイスと考えていたため拒絶されている。
ペレス会長にはヴォルフスブルクの敗北がことのほか恥ずかしく映ったようで、ジネディーヌ・ジダン監督の能力に「失格」の烙印を押したとのこと。今月2日のリーガエスパニョーラ第31節では宿敵バルセロナに勝利したジダン監督だが、ペレス会長を満足させるには至らなかったようだ。
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