ドルトムントのイルカイ・ギュンドアン【写真:Getty Images】
現地時間7日に行わるヨーロッパリーグ(EL)1stレグでボルシア・ドルトムントはホームでリバプールと対戦する。ドルトムントのレジェンドであるユルゲン・クロップ監督との対戦は大きな注目を集めている。
この大一番の鍵を握るのはドルトムントの司令塔イルカイ・ギュンドアンの復帰だ。6日、ドイツ紙「レヴィーア シュポルト」が報じている。
今年に入り、ギュンドアンは怪我に泣いている。1月24日に負傷離脱し、およそ1ヶ月後の2月25日ELベスト32のポルト戦で復帰。しかし、3月2日に行われた第24節ダルムシュタット戦でふたたび負傷離脱している。
ギュンドアンは今週火曜日の全体練習に復帰した。トーマス・トゥヘル監督は「順調にトレーニングをこなすことができている」とコメントしたものの、「ギュンドアンにとって4週間の休養は長いものではない」と慎重な起用方法を示唆している。
1996/1997シーズンのチャンピオンズリーグ、1997年のトヨタカップ以降、国際タイトルから遠ざかっているドルトムントにとって、ギュンドアンの復帰は欠かせないピースになるだろう。リバプールとの大一番で司令塔は華麗な復帰を果たすのか。トゥヘル監督の采配に注目が集まりそうだ。
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