インテルのマッシモ・モラッティ名誉会長【写真:Getty Images】
中国の大手家電販売企業『蘇寧電器グループ』がインテルの一部株式を取得することを検討していると伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
蘇寧電器グループは中国スーパーリーグの江蘇蘇寧を保有する大企業であり、2009年に日本の家電量販店ラオックス社も買収している。江蘇蘇寧はこの冬にラミレスやアレックス・テイシェイラを総額100億円で獲得するなど、“爆買い”を象徴するクラブである。
同紙によれば、蘇寧電器グループはインテル株式の20%を6000万~9000万ユーロ(約75億~112億5000万円)で取得するのではないかと伝えている。
しかし、インテルのマッシモ・モラッティ名誉会長は「そんなことは絶対にない」と売却の可能性を否定。投資する企業が中国であることについては「クラブを強くしてくれるのであればどこでもいい」と語ったが、「ただ、今はゴシップにすぎない」と直近では起きないと主張した。
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