試合のためドルトムントを訪れたユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝を行なうため久しぶりに訪れた古巣ドルトムントについて語った。6日に英メディア『BBC』が報じている。
クロップ監督は2008年から2015年までドルトムントを率いた。2010年には日本代表MF香川真司をセレッソ大阪から獲得し、好調をキープしたチームはリーグ優勝を果たす。さらに次のシーズンも優勝しリーグ2連覇を成し遂げた。
そして、2014/2015シーズンを最後にドルトムントを退任しフリーとなっていたが、解任されたブレンダン・ロジャース監督の後を継ぎ同年10月にリバプールの指揮官に就任している。クロップ監督は約7年間率いた思い入れのあるドルトムントについて語った。
「たくさん言われてきたけど、私はここに友人がいて、私を気楽にさせてくれた。北朝鮮よりもここにいる方が良いね。(進退については)1秒たりとも自分の状況について考えたことはないよ」
EL決勝トーナメント2回戦ではマンチェスター・ユナイテッドとの激闘を制したリバプール。次の相手は古巣のドルトムントとあって、クロップ監督が良く知るチームでもある。
当時の愛弟子たちの何人かは主力を務めており、クロップ監督にとっても感慨深いことかもしれない。だが、勝負事であるため、是が非でも勝利しEL優勝に一歩でも近づきたいところだろう。
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