ハメス・ロドリゲス(左)とジネディーヌ・ジダン監督(右)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの背番号10番であるハメス・ロドリゲスの起用法を巡って、ついに同選手の母親もコメントを発した。5日付けスペイン紙『マルカ』が報じている。
低パフォーマンスを批判されているハメス。リーガ・エスパニョーラ直近4試合で出場したのは第30節セビージャ戦のみであり、交代で途中から出場している。バルセロナ戦でのベンチスタートを受けて、同選手の母親は「15日前からもう驚かないわ。我慢して待つしかない」と自身のツイッターにてコメントした。
さらにハメス母は「BBC(ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド)は触っちゃいけない。MFカセミロはチームにバランスを与える。ハメスは今、監督のファーストチョイスじゃないの」と嘆いた。
この発言を受け、ジダン監督は「監督が抱く問題だよ。彼は高いクオリティを持つ選手で、できれば全員でプレーしたい。しかし11人の選択を決断しなければならない」とタジタジに。「どちらにせよ彼はシーズンが終わるまでに活躍する場面が来るよ」と重要視していることを強調した。
一部報道では今夏のマドリー退団が確実視されているハメス。果たして、“母の祈り”は届くのだろうか。
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