宮吉拓実【写真:Getty Images】
【ブリーラム 0-2 サンフレッチェ広島 ACLグループステージ第4節】
サンフレッチェ広島は5日、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第4節でブリーラム・ユナイテッドと対戦し2-0で勝利を収めた。
宮吉拓実はリーグ戦の出場機会こそ少ないが、アジアの舞台で結果を残した。この試合に先発出場すると45分に佐藤寿人からのパスを受けて移籍後初ゴールをゲット。この1点は決勝点となってチームの勝利に大きく貢献した。
試合後インタビューに応じた宮吉は「アウェイでしっかりと勝ち点3を取れてよかった」と勝利に安堵していた。それもそのはず、前節今大会初勝利を挙げていたもののグループステージ突破には2勝目が必要だった。
最下位ブリーラム相手に連勝しなければ上位クラブとの差を詰めることはできない。そんな重要な一戦をしっかりと勝ち切れたことは自信になっている。宮吉は「全員でしっかり戦った結果だと思うので、また次も頑張りたい」と意気込みを述べた。
その「次」は勝ち点で1ポイント上回られている2位の山東魯能との大一番だ。大会開幕戦で対戦した際はホームで1-2で敗れた相手にアウェイでどう対抗するのか。勝利すれば決勝トーナメントがぐっと近づく重要な一戦でも宮吉の活躍が期待される。
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