先発出場を果たした香川真司【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝が現地時間14日に行われ、ドルトムントはリバプールのホームに乗り込んで対戦。ヘンリク・ムヒタリアンの得点などで一時はリードするも、後半終盤に逆転を許し3-4の敗戦を喫した。2戦合計4-5となり、ドルトムントは準々決勝で敗退している。
現地時間10日に行われたシャルケ戦でゴールを決めた日本代表MF香川真司は先発出場を果たした。先制点の場面では香川が起点となりムヒタルヤンのゴールが生まれている。
地元紙『ルール・ナハリヒテン』は、香川に対して及第点となる「3.0」の評価を与え、ユリアン・ヴァイグルやムヒタリアン、マルコ・ロイスにはチーム最高評価となる「2,0」をつけた。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)
また、独紙『デア・ヴェステン』は、香川に対して「2,5」の高評価を与えている。寸評では「球際の戦いで、莫大なランニングを必要としなければならなかった。彼は特にエムレ・ジャンの動作を封じるために走り、リバプールのパスコース上にいた」と語り、運動量と守備を評価した。
香川は77分にマティアス・ギンターと交代して退き、その直後にゴールを許し逆転負けを喫している。勝利を目前にしていたが、交代するタイミングは良くなったと言えるかもしれない。
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