シミュレーションにより出場停止処分が下された工藤壮人【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスが3月31日、MLSの規律委員会からFW工藤壮人に対して1試合の出場停止と罰金処分が下されたことを発表した。
問題とされているのは、3月26日に行われたヒューストン・ダイナモ戦で、工藤が相手に倒されたことによりPKを獲得したシーン。この時点ではシミュレーションとは判定されず、PKをペドロ・モラレスが決めて1-0の勝利をおさめていた。
だが、映像を確認したところ大げさなダイブだったと判明し、シミュレーション行為として重い処分を下すことになったようだ。MLSではシミュレーションに対する取り締まりが強化されており、ビデオ判定が導入されている。
過去にも同様の行為が指摘され、出場停止と罰金処分を下された選手もいた。世界では珍しいルールだが、MLS流のルールを受け止め、今後は気をつける必要があるだろう。
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