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ミラン名誉会長はやっぱり4-3-1-2を希望? トップ下は本田ではなく“新戦力”

text by 編集部 photo by Getty Images

パレルモのフランコ・バスケス
パレルモのフランコ・バスケス【写真:Getty Images】

 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長はやはり黄金時代の布陣を復活させたいようだ。30日、イタリア『ミランニュース.it』が報じている。

 監督の采配に細かく指示を送ることで有名なベルルスコーニ名誉会長だが、とりわけ布陣には強いこだわりを持っている。トップ下を置きフォワードを2枚置くことを好むことから、必然的にシステムは4-3-1-2となるようだ。

 ベルルスコーニ名誉会長は熱心にトップ下獲得を求めており、パレルモのMFフランコ・バスケスを狙っていると報じられている。

 しかしながら、同メディアは4-3-1-2への回帰に否定的な姿勢を示しており「2012/2013シーズンにマッシミリアーノ・アッレグリ監督が4-3-3で奇跡的にチャンピオンズリーグ出場権(CL)を得たものの、4-3-1-2に変更し結果は8位に終わった」と主張した。

 今季もシニシャ・ミハイロビッチ監督は序盤戦を4-3-1-2で戦ったものの、3勝4敗と負け越し。布陣を4-3-3に変更し、以降は10勝10分3敗の成績を収めている。来季は再び新指揮官を迎えることが濃厚とみられているミランだが、果たしてどのような布陣で戦いに挑むのだろうか。

【了】

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