ドルトムントのマッツ・フンメルス【写真:Getty Images】
ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスは、自身の去就について迷いが生じているようだ。
フンメルスとドルトムントの契約は2017年7月までとなっており、クラブも契約延長を打診している。しかし、フンメルスはドイツ国営放送『ZDF』で「僕が何をしたいのか、自分自身で解決しなければならない。今は決定を下す決心がつかない。僕は多くのことを考えているんだ」と、ドルトムント残留を明言しなかった。
そんなフンメルスに対して、チェルシーが興味を示しているようだ。来季の監督に就任が濃厚といわれる現イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、センターバックの強化を目論んでおり、ユベントスのレオナルド・ボヌッチがトップターゲットといわれている。
しかし、独紙『ビルト』は、ドルトムントで主将を務めるフンメルスもチェルシーの新たなターゲットだと伝えている。
チェルシーは主将のジョン・テリーが退団濃厚となっており、フース・ヒディンク監督も今季限りのため、来季は陣容が大きく変わる可能性がある。チャンピオンズリーグ出場獲得は難しくなっているものの、新たな守備の要としてドルトムントとドイツ代表を支えるフンメルスを迎え入れようとしているのかもしれない。
【了】