エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督【写真:Getty Images】
来季のミランの監督は“ミランキラー”の師となるかもしれない。28日、イタリア紙『メッサジェーロ』が報じている。
シニシャ・ミハイロビッチ監督の今季限りでの解任の可能性が高まっているミラン。後任候補として複数の指揮官が挙がっているが、最も現実的な選択肢といえるのがサッスオーロのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督のようだ。
ディ・フランチェスコ監督は2012年にサッスオーロの指揮官に就任。セリエBを見事優勝し、チームをセリエAに昇格させた。その後、昇格初年度である2013/2014シーズンに一度は成績不振で解任されたものの、シーズン中にサッスオーロ監督に復帰。驚異の追い上げをみせ逆転残留を勝ち取った。その後は安定したチーム作りをみせ、今季はセリエA8位と好調を維持している。
サッスオーロといえば、ミランの天敵である“ミランキラー”ことFWドメニコ・ベラルディが所属している。ミランはベラルディ獲得も狙っており、セットでミラン入りする可能性もある。
ミランはディ・フランチェスコ監督招聘が叶わなかった場合はフィリッポ・インザーギ監督に続いてクリスティアン・ブロッキ下部組織監督の昇格を検討しているとのこと。来季のミラン指揮官は誰になるのだろうか。
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